麦ごはんの注意点
麦ごはんには、完全に大麦だけで炊く麦100%のものと
白米に大麦を交ぜて炊いたものがあります。
最近では、白米に麦を混ぜて炊く麦ごはんが、健康や
ダイエットによいということで話題になっています。
しかし、麦ごはんにも悪い効果はあるようです。
麦ごはんの食物繊維を摂りすぎることにより
次のような症状を起こす場合もあります。
●下痢になりやすくなる。
●お腹や腸がはってくる。
●胃痛や腹痛の症状が起きる。
確かに食物繊維は、体にとってはよい効果をもたらす
のですが、反対に、この食物繊維を摂りすぎると
悪い影響を及ぼす場合があるのです。
食物繊維は消化しにくいために、腹痛を起こすことも
あります。
食物繊維は便秘解消には効果があるのですが、反対に
過度にこれを摂取すると
●腸内の水分を必要以上に吸収し過ぎてしまう。
●便が固くなる。
のような症状が引き起こされます。
便秘解消のつもりが、反対に便秘気味になって
しまうのです。また、腸にも負担がかかることに
なります。
麦ごはんが胃の中に入ると、本来の量以上に膨張する
ことになります。
このため、これまで食べていた白米と同じ量の麦ごはんを
食べたりすると、お腹の中では、いっそう膨張することになり
腹痛や下痢を起こしやすくするのです。
このため、麦ごはんを食べるときには、そのようなことを
注意して、食べ過ぎないようにします。
また、食べるときは、よく噛んで食べ、丸呑みをせず、
早食いもしなくて、ゆっくり食べるように気を配ります。
よく噛んで食べれば、自然に食べ過ぎの防止にもなるため
ダイエット効果も期待できます。
白米を含まない完全に大麦だけの100%の麦ごはんを
食べてみたいという人もいると思います。
しかし、食物繊維の摂り過ぎには注意して、
食べ過ぎないようにします。
白米に対して大麦の量の割合を、例えば、10:1 ほどの
割合にして麦ごはんをつくれば、食べ過ぎても、腹痛や下痢の
症状を起こす心配もなくなるはずです。
ただし、食物繊維もある程度は多く摂りたいためにも
大麦の量を徐々に増していった方がよいでしょう。
大麦にも小麦と同様に、アレルギーらしきものが存在します。
だから、もしも麦ごはんを食べることにより、下痢症状を
起こした場合は、麦ごはんを控えた方がよいでしょう。
麦ごはん
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