麦ごはんが健康に効果がある

白米と麦ごはん





多くの人が白米ごはんを主食として好んで
食べています。

しかし、近頃では、麦ごはんが注目されてきて
学校給食でも麦ごはんが取り入れられるように

なってきています。

麦ごはんが取り入れられる理由は、麦ごはんに含まれて
いる豊富な食物繊維の効果が大きいからです。

大麦には、水溶性食物繊維が白米に比べて多く
含まれています。

この水溶性食物繊維が大麦に含まれる割合は、
大麦100gに対して6gが含まれています。

これに対して、白米には、100gに対して
水溶性食物繊維が0.5gしか含まれていません。

確かに大麦には多くの食物繊維が含まれている
ことがわかります。



白米は糖尿病になりやすい





白米や小麦粉は、最も身近な炭水化物です。
白米は精製された炭水化物であり、精製して柔らかくて
食べやすいような形にしたのが精米です。

この精米は、白い炭水化物と呼ばれてています。
また、玄米やソバとか全粒粉を使った茶色いパンなどは
精製されていなくて、茶色い炭水化物と呼ばれています。

白米が健康面でよくないことは知られていることですが
実際に白米が糖尿病へのリスクが高いことの研究報告も
出されています。

しかも、白米を1日に3杯以上食べる人の糖尿病になる
確率が高いのも注目すべきことです。

1日に2杯食べる人に比べると、25%も糖尿病になる
確率が高くなっています。

これが、女性の場合はもっと顕著で、50%も糖尿病になる
確率が高くなっています。

ただし、すべての人が白米を食べると糖尿病になりやすく
なるわけではありません。

スポーツや筋肉労働を1日に1時間以上やっている
人の場合は、糖尿病になりにくいようです。

ということは、毎日の運動活動が多いような人の場合は
白米を多く摂っても、糖尿病になるリスクが少なくなる
ということです。



白米は血糖が上がりやすい





白い炭水化物と呼ばれる白米は、血糖値を上げて、
心筋梗塞や脳卒中などの動脈硬化に関係する病気を
引き起こす確率が高くなります。

白米はダイエットにはよくないとよく言われるのですが、
これは、白米が糖質や炭水化物を多く含んでいることから
くるものなのです。

白米を主食にしている人は、太りやすい体質になります。
白米は、ただ食べるだけでも、血糖が急激に上がることに
なります。

白米は、消化吸収がよいために、食後の血糖が上げりやすく
なるのです。

白米とは違い、玄米や雑穀米の場合は、血糖値の上がり方は
低くなります。

白米には、ビタミンやミネラルのような栄養分がほとんど
含まれていないために、ダイエットにはよくありません。

ビタミンが不足すると脂肪が溜まりやすくなり、また、
ミネラルが不足すると貧血やむくみのような症状が
起きます。

玄米のように精製されていない「茶色い炭水化物」には
食物繊維や栄養成分が豊富に含まれています。



麦ごはんは食物繊維が豊富





食後の血糖値を上げないようにするには、食物繊維や
栄養成分の豊富な麦ごはんは最適です。

白米にわづかの大麦を加えるだけで、麦ごはんが
できあがります。

無洗米のコスヒカリと六条大麦を混ぜたものが
麦ごはんです。

麦ごはんを主食に切り替えることにより、白米の
10倍もの食物繊維が摂れます。

このため、麦ごはんを常食することにより、無意識のうちに
食物繊維を摂り入れることができるのです。

白米とは違い、麦ごはんは高血圧を抑制して、血糖値の
高い人にとっての予防になります。

いつも食べている白米のご飯に大麦を混ぜて炊くだけの
麦ごはんは手軽で、健康やダイエットにも有効になる
はずです。



麦ごはん

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