もち麦ダイエット

もち麦は大麦の中の一種であり、大麦β-グルカンという
食物繊維を豊富に含んでいます。

最近では、腸内の環境を整える働きがあるこのもち麦が
話題になっています。

もち麦は、大麦の中でも、ネバネバしていて、もちもちした
食感のあるものです。

もち麦のごはんを炊くと、一般の大麦以上に粘りが
出てきます。

もち麦に含まれている大麦β-グルカンは、水溶性食物繊維
であり、これは、水に溶けやすい性質の性食物繊維です。

大麦β-グルカンの場合は、精麦のときに外皮を一部残した
状態にしておきます。

これに対して、通常の押麦の場合は、精麦のときに外皮を
完全に取り除いた状態にします。

このため、もち麦は押麦に比べてβ-グルカンが
多く含まれることになります。

この大麦β-グルカンには、糖質の吸収を抑えるような
働きがあります。

糖質の吸収が抑えられれば、食後に血糖値が上昇するのを
抑えることにもなります。

また、大麦β-グルカンは強い粘性を持っているため、
コレステロールを吸着して、このコレステロールを体外へ
排出してしまう働きがあるのです。

もち麦はダイエットにも最適

もち麦は、白米のような炭水化物抜を摂り入れていないため
ダイエットには最適です。

ダイエットのためだからといって、減量の目的で、食事制限を
するのは苦痛です。

もしも、食べれば食べるほど痩せていくような体質を作っていく
ご飯があったとしたらどうでしょうか。

どうやら、もち麦でご飯を作れば、それが可能のようです。
もち麦を主食として食べ続けていけば、次第に腹のまわりや
体重が減少してくるはずです。

さらに、もち麦を長く食べていけば、腸の内部も整腸されて
いくために、これが便秘の解消にもつながっていきます。

便秘が解消されることによって、美肌効果も上がると同時に
アレルギーの改善にもなります。

もち麦は、噛み応えがあるために、よく噛みながら食べれば
満腹感もあるはずです。

もち麦は、噛めば噛むほど甘くて美味しく感じます。
食感はプチピチというよりも、もっちもちといった感じです。

もち麦を食べた人たちの感想

●食感がもちもちとしていて、噛みごたえが強いため、自然に
　しっかり噛むようになります。

　だから、このことが少量を食べただけでも満腹になったような
　気分にさせます。

●小学生にとっては、　給食の麦ごはんとは少し違っては
　いるけれど、もちもちとしておいしく食べられ、やみつきに
　なりそうです。

●白米よりは、見た目の色はよくないのですが、ニオイも特に
　気になるようなこともなく、食感があって美味しく
　食べられます。

●スーパーなどで買うものと比べて、味が少し違っていますが
　美味しかったです。ぷちぷちした食感も好みです。

●白米だけのものより美味しくて、お弁当に入れた場合も
　もち麦入の方が美味しく感じます。

もち麦の炊き方

もち麦のご飯を食べる場合は、もち麦と白米との混ぜる割合を
半分半分ほどにして炊くのがよいでしょう。

この配合割合では、もち麦が多すぎて、白米が少ないようにも
みえますが、糖質を摂り過ぎないようにするためにも
白米の量を少なめにしておきます。

スーパーもち麦という商品名のパックを購入しました。
１パックに３５０ｇのもち麦が入っています。

白米２合に対して、もち麦を２００ｇほど入れました。
このもち麦の分量は好みに応じて調整します。

水は、２００ｍｌ入れたのですが、もう少し増やした方が
よいでしょう。

軽くかき混ぜてそのまま炊いて完了です。

白米だけのときと同じように、炊いた後は、冷凍保存が
できます。

もち麦と大麦を比べる

●もち麦が含んでいる水溶性食物繊維は大麦の２倍近く
　あります。

●もち麦は、その名の通り、大麦に比べて、もち感が
　かなりあります。

●もち麦の値段は、大麦に比べると、やや高めになります。

●もち麦の場合は、食べた後すぐにお腹のあたりに
　変化が出てきます。

●もち麦は、食べてから、時間がかなり経過しても
　お腹がパンパンに感じます。

●大麦は商品が豊富で、どこの店でも簡単に手に入りますが
　もち麦は、種類も限定され、一般的にはネット注文で
　手に入ります。