スーパー大麦
バーリーマックスは、スーパー大麦と呼ばれて、
オーストラリア連邦科学産業研究機構が開発した
非遺伝子組み換えの大麦です。
通常の大麦に比べて2倍の食物繊維を含んでいます。
スーパー大麦は、β‐グルカン、レジスタントスターチ、
フルクタン、の3種類の食物繊維を含んでいて、腸の奥深く
まで届いていきます。
これらの3種類の食物繊維は、腸内に存在する善玉菌の
大好物であり、腸に届くとエサとなって善玉菌を増やし
ていきます。
3種類の食物繊維の中でも、フルクタンは分子が小さいため
腸の入り口に来ると、すぐに善玉菌のエサになってしまいます。
β-グルカンは、やや大き目の分子のため、腸の中ほど
に入ってから善玉菌のエサになります。
レジスタントスターチは、さらに大きな分子の食物繊維のため、
ゆっくりと発酵分解されながら、次第に腸の奥まで届いていき、
善玉菌のエサになります。
この3種類の食物繊維が腸内に進行するスピードが違うことから
腸全体にあらゆる場所に善玉菌のエサが届くことになります。
このため、腸内の改善に大きな期待が持てることになります。
日本では2016年から、バーリーマックスを使用した
スーパー大麦が販売されるようになりました。
食物繊維の摂取については、1日20~25グラムが必要だと
されています。
しかし、これだけの量の食物繊維を毎日食べるのは、
それほど容易なことではありません。
食物繊維には、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があり、
特に注目されているのが、水溶性食物繊維です。
水溶性の食物繊維を多く含む食品といえば、大麦があります。
スーパー大麦は、大麦の中でも、他の麦ごはんや、もち麦などに
比べても、さらに多くの食物繊維を含んでいることになります。
麦ごはん
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